お知らせ

2025/12/18

12月3日当所にて「アフターコロナの人材定着と環境変化に対応したカスハラ対策&働き方改革情報案内」を開催しました

 令和7年12月3日(水)14:00~16:00に当所会議室において、講師に(株)日本マネージメントリサーチ所属講師の藤城美幸氏を迎えて「アフターコロナの人材定着と環境変化に対応したカスハラ対策&働き方改革情報案内」講習会を開催しました。

 人手不足が叫ばれる中、カスタマーハラスメント(カスハラ)が大きな社会問題になっています。
 想像すらしない誹謗中傷を受け、精神疾患を発症するケースも生じている。さらに離職に拍車がかかり、従業員の離職率を悪化させてしまうこともあります。
 このようなことになる前に、事例を学び各事業所でも従業員を守るためにはどうしたらよいかを学びました。
 事業所に対する「正当なクレーム」は今後の事業展開にも大いにプラスになることが見込まれるが、「カスハラ」は要求が過大であり、業務上の範疇を大きく超える上、労働者が健康を害してしまう。
 初期対応を間違えることなく、否定をせず、事実の説明や事実の認定を明確化し、「イライラさせてしまった気持ち(事象)そのもの」に対しての謝罪をする。
 そして、組織として対応をすることが大切とのことであった。
 終盤の方では、ケーススタディを交えて、対処フレーズを実際に声に出して発声してみる場面もあり、参加者からは大変有効なセミナーであったことをアンケートから読み解けました。
 また、参加者からも数多く質問が出る等、関心の高さを知ることが出来たセミナーとなった。

 講習会の最後に地元のしんち社会保険労務士事務所の新地社会保険労務士から「働き方改革関連法に関するハンドブック」を活用して最近の「働き方改革」に関する情報提供がありました。
 今回の講習会では、先月の講習会でも使用した厚生労働省の「働き方改革支援助成金(団体推進コース)」を活用して導入した「多機能電子黒板」2台を活用して受講者の受講の利便性を図りました。

12月3日「アフターコロナの人材定着と環境変化に対応したカスハラ対策&働き方改革情報案内」講習会風景